【奥武蔵】初のソロ登山は横瀬二子山でした。

二子山看板

ドキドキ緊張し過ぎて前日の夜は、あまり眠れませんでした。

アラームよりも随分早くに目が覚めて…と思っていたけれど、本当はずっと眠れずに起きていたのかもしれません。

穏やかな方の二子山

二子山と聞くと山登りをする方なら2ヶ所思い浮かぶと思いますが、今回は芦ヶ久保にある二子山を登ります。

もうひとつは秩父にある岩稜ルートの山で、横瀬の二子山と比べると標高も難易度も上がるのでちょっと自信がなかったのです。

まずは『初めてのソロ登山』ということで、安心安全な山を選びました。

鎖場も好きなので、本当はそちらも登りたいんですけどね。(^-^;

ラッシュ前に都心を抜けよう

今思うと休日にすれば良かったとも思うのですが、なぜか平日に出発してしまいました。

平日の朝は通勤ラッシュで大混雑しています。

山で使う体力を少しでも残しておきたいので、ラッシュ前の時間帯に家を出ることにしました。

まだ静けさの残る電車に乗って、飯田橋駅から有楽町線に乗り換えです。

奥武蔵方面の山へ向かう時にはいつも有楽町線を利用するのですが、空いているのでホッとできます。

その次は池袋で乗り換え…といきたい所ですが、複数の路線が乗り入れていて乗換え通路も混雑するので、なるべく使いたくないんですよね。

ということで、練馬駅から西武池袋線準急で飯能駅まで向かうことにしました。

飯能駅からは秩父線に乗ります。

この辺りまで来ると、車内も閑散として景色も落ち着いてきます。

「あー山へ来たんだなぁ」 

いつもはそう思うのですが、メッツァビレッジ・ムーミンバレーパークが出来たのでまた違うのでしょうか。

芝桜で有名な羊山公園も近隣にあるので、GW辺りは秩父線も賑わいますね。

そして、芦ヶ久保駅に到着です。

芦ヶ久保駅から歩いてすぐに登山口

歩いて行ける!

これはかなり魅力的です。

二子山を選んだ理由のひとつには、コレがありました。

登山口は大体駅から遠い場合が多く、バスなどを利用しないと行けない山もたくさんあります。

登山口までもが遠いと気持ちも遠のきそうになるのですが、そんな山こそ魅力的な側面も持ち合わせているので、そこがまた捨てがたいんですよね。

…朝が早かったので、すでにお腹が空いてきて、おにぎりを1つ食べました。

この山には、下山するまでトイレはないので改札口を出て左側にある、きれいなトイレを利用していよいよ出発です!

いきなりの難関?

いきなりのトンネル出現

何なんでしょう…このトンネル。

めっちゃ怖いです、しかもこっちは1人ですし…。

立ち尽くしていてもしようがないので、意を決して全身に力をこめながら薄目で歩いて行きます。

天井からヘビが降ってきたらどうしよう…とか、水がポタッと落ちてきたら悲鳴を上げてしまいそう…なんて短い間に色んな妄想がよぎりましたが、あっと言う間にトンネルを抜けてしまいました。

何もなくて良かったーー!

自然の音しか聞こえない

森林浴を感じる緑

歩き始めると、そこには想像通りの光景が広がっていて、まさに5月の新緑が眩しいという言葉がぴったりでした。

木漏れ日、葉っぱの擦れ合う音、チュンチュンと遠くから聞こえる鳴き声。

それら全てがとっても心地よく、何回も深呼吸してしまいます。

やっぱり来て良かったーー!

傾斜のきついロープ場

…と思ったのも束の間、山らしく険しい顔つきへと表情を変えていきます。

実際の道は、この写真で見るより何倍も傾斜がキツイです。

うっかりロープを離したら頭から転がり落ちてしまいそうでした。

標識のある分かれ道

細い山道をぐんぐん歩いて行きます。

山の道は、ふわっとした土の感触がダイレクトに伝わってくるところが気持ち良いんですよね。

街中で1時間も歩くと疲れてヘトヘトになってしまうのですが、山道なら5時間でも平気で歩けてしまいます。

雄岳からのぞむ武甲山

雄岳からのぞむ武甲山は、今日もくっきりと姿を現していました。

「次は武甲山へ登ろう!」

いつもこの景色を見て決心するのですが、実はまだ行けていません…。

今年こそは、登りたいなぁ。

ここでお昼ごはんを食べて、冨士浅間神社へ向かって下山します。

おわりに

横瀬二子山には、何度も登っています。

人気のある山と比較すると見応えのあるスポットは少ないのですが、トレーニング山として定期的に登っておきたいと思わせる山のひとつです。

www.yokoze.org

下山後には、道の駅の「果樹公園あしがくぼ」があるので、お土産が購入できるのも嬉しいです。

この日は、お土産にさくらうどんを買って苺スムージーを飲みました。

気温が高く暑かったので、下山後の冷たいスムージーはとても美味しかったです。

達成感でいっぱいだった事もあり、1人でニヤニヤしていたかもしれません。

あやしいですね(汗

そして道の駅から徒歩で駅まで帰れるのもこの山の醍醐味だと思います。

↓コースマップはこちらからwww.seiburailway.jp

【コースタイム】
6:27飯田橋→6:51練馬→7:53飯能→8:33芦ヶ久保→10:30雄岳→11:30雄岳出発→12:17浅間神社→13:00道の駅→13:53飯能行き乗車

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